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廃液・排ガス・余剰ガス焼却設備・プロセス装置(環境プロセス機器)

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化学工場等での触媒など固形物を含有したプロセス廃液は、NFKのV-II型 堅型焼却炉で、助燃料の燃焼火炎と効果的に接触させることにより熱分解処理されます。
燃焼廃ガスは、底部の直接接触型冷却室で急冷されベンチュリースクラバーで固形物が回収されます。
廃液中の固形物濃度は、30〜40%まで可能であり、空間および壁面を有効に利用して焼却・熱分解が行われます。


 

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フッ素や塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン化合物を含む廃液・廃ガスは、焼却・熱分解処理が難しく、かつ、焼却・熱分解処理後においても使用材質等で大変困難です。
NFKの焼却・熱分解処理炉およびそのシステムは、この難題を克服して納入実績を積んでいます。
ハロゲン化合物の種類により熱分解温度が異なるため、炉内耐火断熱材の種類も違えて選定されます。
燃焼室からの燃焼廃ガスは、底部の急速冷却室で冷却され洗浄塔へ送られます。洗浄塔は特殊型充填物を充填しており、アルカリ水によって洗浄されてスタック出口でのハロゲン化合物濃度は、十分公害規制値を満たしています。


 

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廃液・排ガス・余剰ガス焼却(燃焼)装置は、工場、水素製造設備等のプロセスから排出される、廃液・排ガス・余剰ガス(水素、LNG)を、グランドフレア、インシネレータ等で完全に焼却処理します。

写真(右)の装置は「1.燃焼室」「2.冷却室」「3.バグフィルター」「4.煙突」により構成されています。燃焼室では、廃液・廃ガスを高温で焼却し、その高温の燃焼廃ガスを冷却室にて急冷却させます。
急冷却された燃焼廃ガスはバグフィルターにて除塵された後、煙突より大気へ放散されます。


水素製造設備、バイオガス発生設備の緊急停止に伴う、水素、バイオガスは大気放出できないため、余剰ガス焼却装置で処理後排出いたします。

 

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石油およびLNG中の硫黄分を脱硫装置にて脱硫したアシッドガス(H2S含有)を直接燃焼により酸化させてSO2ガスとして排出します。
通風方式は自然通風、強制通風の何れも可能です。
アシッドガスの低位発熱量が3,500kJ/N㎥以上の場合は補助燃料は不要です。


 


 

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プロセスから排出される硫黄(液体)を燃焼させSOxとして次工程で利用されるための硫黄燃焼装置は、独自の構造を持つ外部混合2流体バーナを使用しており、多くの納入実績があります。

また、写真(右)のインシネレーター硫黄回収装置(SRU)からのSRUテールガスおよび硫黄回収装置の後流に設備されるテールガス処理装置(TGT)からのオフガス中の硫黄化合物(H2S、COS、CS2、Sn等)を補助燃料を使用して酸化させてSO2として排出させるものです。
処理ガスは写真に示すようにヘッダーより分岐させて投入し、補助燃料の高温燃焼ガスとの混合を促進しております。


 

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廃プラスチック油化設備用機器のプロセス特許は、千代田化工建設(株)殿との共同出願です。当社では同設備の下記機器を納入しております。

●熱分解槽
●残渣抜出炉
●加熱炉
●廃ガス焼却炉(HCℓ含有ガス)

 

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日揮(株)殿が納入した下水処理場向けに汚泥の旋回溶融炉を納入しております。


 

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